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ビットコイン・基礎知識

ビットコイン取引とウォレットの仕組みを図解で分かりやすく解説

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ビットコインウォレット

ここでは、実際にビットコインの大まかな取引の流れを解説していきます。その前に、ウォレットの仕組みから解説します。

 

ウォレットの仕組み

「秘密鍵」とは?

ウォレットと秘密鍵01


「ウォレット」とは、簡単に言うと、ビットコインを保管するための専用のお財布です。
ウォレット内には「秘密鍵」(シークレットキー)が一つ保存されていて、ビットコインを管理しています。

秘密鍵とは、暗証番号(パスワード)のようなものです。本人を証明するデータのことで、送金時に利用されます。

これを他人に見られてしまうと、ウォレットで管理されているビットコインが勝手に送金され、盗まれてしまいますので、保管には厳重な注意が必要です。

ちなみに、取引所にビットコインを預けている場合、秘密鍵は、取引所側で管理されていて、利用者も見えないようになっています。

 

「公開鍵」と「ビットコインアドレス」とは?

公開鍵とビットコインアドレス

ビットコインの取引には、「公開鍵」(パブリックキー)と「ビットコインアドレス」が必要です。

公開鍵とは、秘密鍵から生成される120文字程度の英数字です。ちなみに、秘密鍵は60文字程度の英数字からなっています。そして、公開鍵を元にビットコインアドレスが作られます。ビットコインアドレスも30文字程度の英数字で、QRコードとしても生成されます。

公開鍵とビットコインアドレスは取引の度に作られます。
 
公開鍵はいわば、本人を表す身分証明書のようなもので、ビットコインアドレスは、口座番号のようなものです。
 
ビットコインアドレスを送金者に伝えることで、ビットコインを送ってもらうことができます。

 

「公開鍵暗号方式」を使ったビットコイン取引の仕組み

では、ここまでの流れを踏まえて、取引の仕組みを説明します。

ビットコインの取引には、「公開鍵暗号方式」が使われています。公開鍵暗号方式とは、秘密鍵と公開鍵を使って取引を行う方法です。
 
 ①まず、AさんからBさんへビットコインを送金したい場合、BさんのビットコインアドレスをAさんに伝えます。
 
ビットコイン取引01

 

②Bさんのビットコインアドレスから取引データが作られ、送金者であるAさんの秘密鍵で電子署名されます。
 
ビットコイン取引02 

③電子署名された取引データは、秘密鍵によって変換されており、送金者Aさんの公開鍵と共に、ネットワーク上のマイナー達に知らされます。マイナー達はAさんの公開鍵を元にデジタル署名された取引データが正しいかどうかの検証・承認を行います。
 
ビットコイン取引03

④マイナー達によって検証が完了すると、取引データが承認されて、Bさんの元へ送られ、取引が完了します。
 ビットコイン取引04
これがざっと一連の流れになります。

ここでのポイントは、取引データが本当に正しいかどうかの検証に使われる公開鍵と、公開鍵の元となる秘密鍵の関係です。

取引データは、秘密鍵を使って本人であるとの署名がされています。その取引データを、秘密鍵から作られた公開鍵を使ってマイナー達が検証することで、本人である確認ができます。

公開鍵はその名の通り、一般に公開されている鍵の事ですが、秘密鍵は、本人しか知らないようになっています。秘密鍵が他人に知られてしまうと、本人になりすまして送金できるので、厳重に管理する必要があります。

このような流れでビットコインは、公開鍵暗号方式によって、取引が行われます。

 

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